亀梨まどみ物語 第五話

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今日は撮影の日。
まどみはマイクロビキニを着て、慣れないグラビア撮影に挑戦していた。
高名なカメラマンの前で、半裸の肢体を晒している……。
まどみはこれまで、豊かな胸を強調した売り方は好まなかった。
しかしこれからは「新しいアプローチ」で売り出す。
そうまどみと合意したのだった。

「いいよ~、まどみちゃん。グラビアイケるじゃない?」
「そ、そうですか? 恥ずかしいです……」
「その恥じらいがナイスよ~! もっと背中反らせて、ぐい~っとパイオツ強調してみよう」
「……は、はい」

カメラマンの下品な要求にも必死に応えようとするまどみを見ると、やるせない気持ちになる。

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「いいね~Tバック! ガツーンとアピールできちゃうよ! イメージビデオ出したらバカ売れじゃない?」
「あ、ありがとうございます……」
「オッケ~!今日の撮影は終了! この後は僕の部屋で……わかってるよね?」
「は、はい……」
「プロデューサーくん、キミもね……」
「え……? 俺もですか?」
「え!? そんな……」
「キミにはビデオ撮影を頼みたいんだ。なに、プライベートで愉しむだけだから安心したまえ。撮影技術とか難しいことは言わんから……」
「お、俺にビデオ撮影しろと?」
「……嫌なのかね? そんな態度では……今日の『撮れ高』が無駄になってしまうよ?」

そうだ、これは週刊誌にまどみの魅力をアピールできるチャンスなのだ。
俺がまどみの必死の努力を台無しにするわけにはいかない……。

「……わ、わかりました」
「プ、プロデューサー……」

まどみの顔が悲痛に歪む。
すでに男女の関係を持ったんだ。
彼女が枕営業してるところなんか、見たくはない。
だが、まどみが必要以上に乱暴されないためにも、確かに俺が立ち会っていた方がいいのかもしれない。確かにそういう考え方も、できる。
……そんな言い訳を紡ぐのが、つくづく嫌になる。
俺の股間は……背徳的な状況に反応して堅くなっていたからだ。

【次回へ続く】

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